毎年7月22日、23日に行われる、木曽町の伊谷に所在する水無(すいむ)神社の例大祭です。
22日から23日の夕方にかけては、素木で新造された約100貫(375kg)ともいわれる神輿を、枠持(わくもち)と呼ばれる男たちが「ソウスケ!コウスケ!」の掛け声や「祝い唄」を唄いながら、かついで町内を練り歩きます。
クライマックスは、23日の夕方から神輿を縦に横にと、何度もまくる「みこしまくり」。神輿を転がすことを「まくる」というのです。日本でも類を見ない豪快な祭りです。
水無神社例大祭/まつりの由来/年間スケジュール
7月22日-7月23日/行列・心願・みこしまくり/まつりのあと
大晦日の夜からから元旦にかけての大かがり火は、解体された神輿が焚かれています。初詣の折、この火にあたると、その一年間無病息災間違いないといわれています。
かがり火の焚かれる時間は、大晦日の11時30分から元旦の夜くらいだそうです。
その年の神輿の壊れ方によって多少異なるようですが、壊れ方が激しい年でも元旦の夕方くらいまではあるそうです。
あばれみこし(北条市)石段の上から御輿を落し、出てきた御神体を若者が奪いあいます。
灘の喧嘩祭り(姫路市)御輿を激しくぶつけ合いながら壊します。
あばれみこし(長野県宮田村「祇園祭」)神社の高い石段の上から投げ落として、神輿を完全に破壊します。
どうしても神輿をまくったり、担ぎたい人は水無神社社務所へお尋ねください。
(TEL 0264-22-2009)
(ほかにこんな参加の仕方が・・・)
・赤ちゃんがいるのであれば「心願」で参加して見ましょう。
・お守りになる「神輿の破片」を手に入れてみましょう。
・神輿をまくるときは、観客も口々に「ソースケ・コースケ」と言って、枠持ちを励まして、枠持と一体になりましょう。
・22日の夜には納涼花火大会を見ましょう。
・屋台の並ぶ町に繰り出しましょう。
みこしまくりは、7月23日関所橋で(17:50頃予定)お飾りを外した後、最初の横まくりをします。
本格的なまくりは20時ごろから順番に八沢、本町、上町、交流センター前でみられます。
しかし時間はあくまで予定です、おみこしの重さや天候によって前後することもあります。